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逆行から見る2026年下半期|水星逆行2回・金星逆行・土星逆行はいつ重なるか

2026年下半期に起きる水星逆行2回、金星逆行、土星・天王星・海王星・冥王星・木星の逆行を時系列で重ね、最大5天体が同時に逆行する時期と、自分の太陽星座での過ごし方を解説します。

2026年下半期に7つの天体が同時に逆行する期間を横棒の年表で示し、占いババが指し示しているイラスト

「予定が延びる」「決めたはずのことをもう一度考え直すことになる」。2026年の後半、そんな感覚を持っている人はけっこう多いと思います。段取りが悪いんやろかと自分を責める前に、空の側の事情をひとつ見てほしいんです。この記事では、2026年下半期に逆行する7つの天体の日付を1本の年表に重ねて、いつ何天体が同時に逆行しているかを全部お見せします。そのうえで、自分の太陽星座から「今の逆行は自分のどこに関わるのか」を数えられるところまで案内します。

2026年下半期の逆行、結論から言うとこうなります

先に答えを置いておきます。

2026年下半期は、**6月30日から年末まで、逆行している天体が2つを下回る日が一日もありません。**冥王星が10月16日まで、海王星が12月13日まで、土星が12月11日まで逆行を続け、そこへ水星が2回、金星が1回、9月11日から天王星、12月13日からは木星が加わります。関わる天体は全部で7つです。

そして**10月3日〜16日と、10月24日〜11月14日の2区間だけは、5天体が同時に逆行します。**下半期でもっとも密度の高い時期がこの2つ。

ただ、これは「大変な半年」という話とはちょっと違います。逆行は天体が壊れる現象ではなく、地球から見た見かけ上の動きで、占星術ではその天体の担当分野をもう一度たしかめる時間として読んできました。つまり2026年下半期は、新しく増やすより、すでに持っているものを確かめるほうに追い風が吹きやすい半年、という読み方ができます。

この記事で分かること

  • 2026年下半期に逆行する7天体(水星・金星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星)の日付とサイン
  • いつ、何天体が同時に逆行しているかの早見表
  • 5天体が重なる2つの山場(10月3〜16日/10月24日〜11月14日)に何が起きやすいか
  • 自分の太陽星座から「その逆行が自分のどこに関わるか」を数える方法
  • 「逆行中は新しいことを始めてはいけない」という思い込みの整理のしかた

そもそも逆行とは何か|地球から見た見かけの動きです

逆行と聞くと、星が急ブレーキを踏んで後ろへ走り出すようなイメージを持つ人がいます。でも実際に起きているのは、もっと地味な話です。

高速道路を走っているとき、自分の車が隣の車を追い越す瞬間に、隣の車が一瞬うしろへ下がったように見えることがありますよね。実際には隣の車も前へ進んでいるのに、速さの差でそう見えるだけ。逆行もこれとよう似ていて、地球の動きと相手の天体の動きの差で、後ろへ戻って見える期間のことを言います。

だから逆行そのものは、天体の不調でも、空の機嫌でもありません。ただ占星術では、この「見かけが変わる期間」に意味を持たせて読んできました。前へ進む方向ではなく、内側や過去のほうへ意識が向きやすくなる時間、という読み方です。

もうひとつ知っておいてほしいのは、逆行は毎年必ず巡ってくるということ。水星は年に3〜4回、土星や海王星や冥王星は毎年4〜5か月ずつ逆行します。特別な異常事態ではなく、季節と同じように来るものなんです。今まで気づかずに通り過ぎていた年も、たぶんあったはずです。

ババがこの記事で扱いたいのは、「危ない日を避ける方法」やありません。すでに毎年来ているものを、どう使うかのほうです。

いつ、何天体が重なって逆行しているか|下半期の早見表

まず、2026年下半期に逆行する7天体の日付です。すべて日本時間で記載します。

天体逆行期間逆行するサイン
水星(1回目)6月30日〜7月24日蟹座
水星(2回目)10月24日〜11月14日蠍座
金星10月3日〜11月14日蠍座から天秤座へ戻る
木星12月13日〜2027年4月13日獅子座
土星7月27日〜12月11日牡羊座
天王星9月11日〜2027年2月8日双子座
海王星7月7日〜12月13日牡羊座
冥王星5月7日〜10月16日水瓶座

この8本(水星は2回)を1本の年表に重ね、同時に逆行している天体の数を数え直したのが次の表です。この記事でいちばん見てほしいところやから、ゆっくり読んでください。

期間同時に逆行している天体
6月30日〜7月6日冥王星・水星2
7月7日〜7月24日冥王星・水星・海王星3
7月25日〜7月26日冥王星・海王星2
7月27日〜9月10日冥王星・海王星・土星3
9月11日〜10月2日冥王星・海王星・土星・天王星4
10月3日〜10月16日冥王星・海王星・土星・天王星・金星5
10月17日〜10月23日海王星・土星・天王星・金星4
10月24日〜11月14日海王星・土星・天王星・金星・水星5
11月15日〜12月10日海王星・土星・天王星3
12月11日〜12月12日海王星・天王星2
12月13日〜年末天王星・木星2

見てのとおり、**逆行天体が1つだけになる日は下半期にありません。**7月上旬は水星と冥王星、年末は天王星と木星。バトンが渡るように、常に2つ以上が見直しモードのまま半年が過ぎていきます。

ここで慌てんでほしいのは、天体の数が多いことが、そのまま大変さの量にはならないからです。土星や海王星のようにゆっくり動く天体の逆行は毎年数か月続くのが普通で、日常の実感としてはごくゆるやかにしか感じられません。数え上げると多く見えるけれど、体感の濃さは天体の速さで変わるんです。

2026年7月から12月まで、水星・金星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星の逆行期間を横棒で並べ、5天体が重なる2つの期間を金色で強調したガントチャート図解

速い天体と遅い天体|意識することが変わります

同じ「逆行」でも、天体の速さで受け取り方を変えたほうが混乱しにくくなります。ここだけ押さえてもらえたら、あとの話はぜんぶ読みやすくなります。

速い天体の逆行|水星と金星

水星と金星は、地球に近くて動きが速い天体です。逆行の期間も3週間から6週間ほどで、テーマも日常に近いところにあります。水星は連絡、書類、情報、近い距離の移動。金星はお金の使い方、人との距離、自分の好み。

だから速い天体の逆行は、「今日の予定」の単位で感じ取りやすいのが特徴です。返事がすれ違った、日程を勘違いしていた、買おうとしたものへの気持ちが揺れた。こういう小さな出来事として顔を出しやすくなります。

意識するとよいのは、確認をひとつ増やすことだけ。口約束を一行だけ文字に残す、買い物を一晩持ち越す。それで済む話がけっこう多いんです。

遅い天体の逆行|土星・天王星・海王星・冥王星・木星

いっぽう土星から先の天体は、逆行の期間が4か月から5か月、天王星のように年をまたぐものもあります。テーマも、責任、変化、理想、深い手放しといった大きなものになります。

こちらは**「今日の予定」ではなく、「この半年の方向」の単位**で働きます。電車が遅れたことやスマホが壊れたことの原因として読むには、時間の単位が大きすぎるんです。

意識するとよいのは、結論を急がないこと。続けてきたやり方を一か所だけ変えてみる、憧れていたことをもう一度点検してみる。そういう、少し引いた視点の作業に向いています。

速い天体の逆行と遅い天体の逆行で、期間・テーマ・意識することを上下に分けて対比した図解

自分に関係する逆行を見つける3ステップ

ここからは、早見表を自分の話に変える手順です。ホロスコープを作らなくても、生まれた日で分かる太陽星座だけでできます。

  1. 自分の太陽星座を確認する(例:7月23日〜8月22日ごろ生まれなら獅子座)
  2. 早見表で、知りたい時期に逆行している天体と、その天体がいるサインを確認する
  3. 自分の太陽星座を1として、そのサインまで12サインの順番で数える(例:獅子座の人にとって蠍座は4番目)
  4. 数えた番号のテーマを下の表で見る。そこが「今、見直しの追い風が吹いている場所」になります

12サインの順番は、牡羊座、牡牛座、双子座、蟹座、獅子座、乙女座、天秤座、蠍座、射手座、山羊座、水瓶座、魚座です。自分の星座から先へ数えて、12まで来たら牡羊座へ戻ります。

数えた番号見直しの追い風が吹きやすい場所
1番目自分自身、見せ方、これからの方向
2番目収入、持ち物、自分の価値の使い方
3番目連絡、学び、身近な人とのやりとり
4番目家、家族、暮らしの土台
5番目楽しみ、表現、好きでやっていること
6番目仕事の段取り、健康、毎日の習慣
7番目相手、パートナー、一対一の関係
8番目深い関わり、共有のお金、引き継いだもの
9番目遠出、学び直し、視野の広げ方
10番目社会的な役割、肩書き、目標
11番目仲間、これからの計画、つながり
12番目ひとりの時間、振り返り、手放し

たとえば10月24日から11月14日を調べたい場合。逆行しているのは海王星(牡羊座)、土星(牡羊座)、天王星(双子座)、金星(天秤座)、水星(蠍座)です。牡牛座の人なら、牡羊座は12番目、双子座は2番目、天秤座は6番目、蠍座は7番目。ひとりの振り返り、収入、毎日の段取り、相手との関係あたりに見直しの追い風が来やすい、という読み方になります。

速い天体の逆行|水星2回と金星の過ごし方

ここから、天体ごとの中身に入ります。

水星逆行1回目|6月30日〜7月24日・蟹座

下半期は、すでに水星逆行のなかから始まります。蟹座で起こるので、家族や身近な人、住まい、これまで育ててきた関係といったテーマが混ざりやすくなります。

起きやすいと言われるのは、送ったつもりのメッセージが届いていなかった、日程を勘違いしていた、といったすれ違い。ここで効くのは、確認をひとつ増やすことだけです。揉めそうな話は口約束で終わらせず一行でも文字に残す。予約や待ち合わせは前日にもう一度見る。それだけで、この時期のもどかしさはだいぶ減りやすくなります。

そして蟹座らしい使い方としては、しばらく連絡していなかった家族や昔の友人のことをふと思い出したら、それは流さんでええサインです。懐かしい相手からの連絡が来やすいのも、水星逆行でよく語られる特徴です。

水星逆行2回目|10月24日〜11月14日・蠍座

2回目は蠍座で。蠍座は深く関わること、ひとつのことを掘ること、お金や信頼を誰かと共有することを象徴します。

この時期は、契約や共同のお金、深い付き合いの相手との話し合いで、細部の見落としが出やすくなりやすい。逆に言えば、細部をもう一度読み直すのに向いた3週間でもあります。契約書の条件、続けているサブスク、貸し借りのままになっているもの。見るのがちょっとしんどいものを点検するのに、ここはけっこう役に立ちます。

同じ期間は金星も逆行中で、土星・天王星・海王星も逆行しています。5天体重なりの後半にあたるので、詳しくは後の章で扱います。

金星逆行|10月3日〜11月14日・蠍座から天秤座へ

金星の逆行は約1年半に1回しか起きないので、水星逆行よりずっと珍しい出来事です。2026年は10月3日に蠍座で逆行に入り、途中で天秤座まで戻って、11月14日に順行へ戻ります。

語られやすいのは、過去の関係や、いっぺん離れた人のことをふと思い出すという動き。連絡が来ることもあるし、自分の中で思い出すだけのこともあります。

ここで意識したいのは、戻ってきたものを、勢いのまま元どおりにせんこと。金星逆行はもう一度考えるための時間として置かれているようなものなので、懐かしさの勢いで決めるより、順行に戻る11月中旬まで持ち越しても遅くはありません。

お金の面では、大きな買い物の判断が揺れやすい時期です。「ほんまに好きなんか、それとも安いから欲しいだけなんか」を一回だけ自分に聞いてみる。金星が天秤座まで戻るということは、自分の好みの原点まで戻って確かめ直す時間、と読むこともできます。

そして念のため書いておくと、金星逆行中に恋愛や買い物を禁止する必要はありません。出会うのも、買うのも、進めるのもかまへんです。確かめる追い風が吹いている時期やから、決める前にもう一度見ておくと納得しやすい、というだけの話です。

遅い天体の逆行|土星・天王星・海王星・冥王星・木星の過ごし方

こちらは日付をまたいだ瞬間に何かが起きるというより、数か月かけて空気がゆるむような働き方をします。

土星|7月27日〜12月11日・牡羊座

2026年2月に牡羊座へ移った土星が、その位置で初めて迎える逆行です。土星は責任、約束、続けること、社会での立ち位置を担当します。

語られやすいのは、役割や責任が重く感じられやすいという動き。仕事の進みが遅くなる、家事や育児の分担がしっくりこなくなる、続けてきた勉強の成果が見えにくくなる。そういうときは根性で押し切るより、やり方そのものを見直すほうが向いています。

牡羊座での逆行なので、テーマは「自分から始めたこと」。この半年で始めたこと、始めたつもりで止まっていること。12月11日までに一度点検しておくと、順行に戻ってからの動きが軽くなりやすいです。

天王星|9月11日〜2027年2月8日・双子座

天王星は、それまでの枠組みを組み替える役です。2026年4月に双子座へ入ったばかりで、担当は情報、言葉、学び、身近な人とのやりとり。

逆行中は、新しく入れた仕組みを自分の手になじませる時間と読めます。春から夏に始めた新しいツール、新しい学び方、新しい人づきあい。それを全部続けるのか、いくつか手放すのか。年をまたいで2027年2月まで続くので、焦って結論を出す必要はありません。

海王星|7月7日〜12月13日・牡羊座

海王星は、目に見えないもの、夢、理想、イメージを担当します。土星と同じ牡羊座にいるので、下半期はこの2天体が並んで逆行することになります。

海王星の逆行は「夢からいったん覚める時間」と表現されることがあります。ぼんやりしていた理想の輪郭が、少しはっきりしてくる感じ。憧れていたことが思ったほど魅力的に見えなかったり、逆に本当に手放したくないものが分かったりします。がっかりする話やのうて、夢の棚卸しやと思ってください。

冥王星|5月7日〜10月16日・水瓶座

冥王星は動きがもっとも遅く、担当は大きな変容や、深いところの手放しです。水瓶座にいるので、テーマは所属する集団や、これからの時代とのつきあい方あたり。

10月16日に順行へ戻るまでは、当たり前やと思ってきた枠を静かに見直す期間です。日常の実感としては薄いことも多いので、「そういう流れの中にいる」とだけ知っておけば十分です。

木星|12月13日〜2027年4月13日・獅子座

そして年末。6月30日に獅子座へ入って追い風になっていた木星が、12月13日に逆行へ入ります。木星は広がりやチャンスを担当するので、この逆行は広げてきたものを整える時間

半年で増やしたつながりや活動を、いっぺん見直して、身の丈に合わせ直す。店じまいやのうて、棚の並べ替えをする時期やと考えると分かりやすいと思います。

5天体が重なる2つの山場|10月3〜16日と10月24日〜11月14日

下半期でいちばん密度が高いのが、この2区間です。

**1つ目は10月3日から10月16日。**金星が逆行に入り、まだ冥王星も逆行しているあいだの2週間です。金星(人との距離とお金)と冥王星(深い手放し)が同時に見直しモードに入るので、人間関係やお金について「このままでええんやろか」と考えたくなりやすい時期。10月16日に冥王星が順行へ戻ると、そこがひと区切りになります。

**2つ目は10月24日から11月14日。**金星と水星が両方とも逆行し、土星・天王星・海王星も逆行中という3週間。話し合い、契約、お金の分担といった具体的な用事と、気持ちの整理が同時に来やすい期間です。

この22日間について、ひとつだけ現実的な話をします。**「大事な決断を全部この期間の外へ逃がす」のは、あまり現実的ではありません。**仕事も暮らしも待ってくれませんし、そもそも下半期は逆行が途切れません。順行を待って動くという発想でいくと、半年ずっと待つことになってしまいます。

やから、この時期の付き合い方はこうです。決めることは決める。ただし、**決める前にもう一往復だけ確認する。**契約なら条件を読み直す。話し合いなら、相手の言ったことをこちらの言葉で言い直して確かめる。買い物なら一晩置く。この「もう一往復」が、5天体逆行という空の形にいちばん素直な動き方やと思います。

そして11月14日、水星と金星が同じ日に順行へ戻ります。ここで空気が変わりやすいので、10月に保留にした判断は、このあたりで一度並べ直してみてください。

一つの例で追う|獅子座の場合、逆行期をどう過ごすか

先の3ステップを、太陽星座が獅子座の人(7月23日〜8月22日ごろ生まれ)で通しでやってみます。自分の星座に置き換えて読んでもらえるように、右側に記入欄を置いておきます。

確認項目獅子座の場合自分の場合を書く欄
自分の太陽星座獅子座____
水星1回目(蟹座)は何番目か12番目・ひとりの時間、振り返り____
金星・水星2回目(蠍座)は何番目か4番目・家、家族、暮らしの土台____
金星が戻る天秤座は何番目か3番目・連絡、学び、身近なやりとり____
土星・海王星(牡羊座)は何番目か9番目・遠出、学び直し、視野____
天王星(双子座)は何番目か11番目・仲間、これからの計画____
冥王星(水瓶座)は何番目か7番目・相手、一対一の関係____
木星(獅子座)は何番目か1番目・自分自身、見せ方____

これを時間の流れに並べると、獅子座の下半期はこうなります。

7月は、水星が12番目の場所で逆行しています。動き出したいのに、その前段の片づけが残っている感じが出やすい時期。ここは無理に前へ出るより、言い忘れていたことや、返しそこねていた連絡を先に片づけると、7月24日以降が軽くなりやすいです。

9月から11月中旬は、逆行の重なりが濃くなります。金星と水星が4番目と3番目、つまり暮らしの土台と身近なやりとりの場所で見直しモードに入ります。住まいのこと、家族との分担、近しい人との連絡の取り方。ここで急いで結論を出すより、条件を具体化するのがおすすめです。「やります」やのうて「この範囲でやります」と言えるようにしておくと、11月14日に順行へ戻ったあと、無理のない形で進めやすくなります。

そして12月13日、木星が1番目の場所で逆行に入ります。半年の追い風の総括です。増えた予定や関係を全部抱えたまま年を越すんやのうて、いちばん残したいものから順に並べ直す。それが獅子座にとっての年末の宿題になりそうです。

逆行期の過ごし方について読者へ次の一歩を案内する占いババ

全部の天体を追わんでええねん。今の時期に逆行してるやつを、ひとつだけ選び。ババから言えるのは、そこに「保留にしたまま」のもんが必ず転がってるってことやわ。まずそれを一個、机に出してみ。

よくあるつまずき

「逆行中は新しいことを始めてはいけない」と思い込んでしまう

いちばん多いつまずきです。2026年下半期は逆行天体が2つを下回る日がありません。この考え方でいくと、半年まるごと何も始められへんことになってしまいます。

逆行は禁止令ではなく、追い風の向きの話です。始めることを止めるんやのうて、始める前の確認がふだんより効きやすい時期やと考えるほうが実用的です。引っ越しでも転職でも契約でも、条件を一度多めに読んでおけば十分です。

うまくいかないことを、全部逆行のせいにしてしまう

逆行は説明として便利すぎるので、ここは気をつけたいところです。予定が崩れた原因が段取りにあるなら、そこは直せます。星のせいにして手を止めると、順行に戻ってから同じことが起きやすくなります。星は理由の一部として置いておいて、直せるところは直す。そのバランスのほうが健全やと思います。

遅い天体の逆行を、日常の小さなトラブルに直結させてしまう

土星や海王星や冥王星の逆行は毎年4〜5か月続くもので、電車が遅れたことの原因として読むには時間の単位が大きすぎます。細かい出来事は速い天体、方向の話は遅い天体と分けて考えると、混乱しにくくなります。

順行を待って、全部を先送りにしてしまう

気持ちは分かるんやけど、待っているあいだも時間は進みます。とくに10月24日から11月14日のような重なりの濃い時期にあらゆる判断を止めると、11月後半に一気に来て余裕がなくなります。確かめながら少しずつ動かすほうが、この半年には合っています。

よくある質問

逆行中に転職や引っ越し、契約をしてはいけませんか

してはいけないという決まりはありません。2026年下半期は逆行が途切れないので、そもそも避けようがない期間です。条件の読み直しや、聞いた話の再確認には向いた時期なので、書類を一度多めに見ておけば十分やと思います。急ぐ理由があるなら進めてかまへんです。

水星逆行のときに機械が壊れると聞きました。本当ですか

水星が連絡や情報を担当する天体なので、そういう言い方が広まりました。ただ、機械が壊れるかどうかは使用年数や環境の話でもあります。占星術として言えるのは「連絡や情報の行き違いに注意が向きやすい時期」というところまで。バックアップを取っておくのは、逆行に関係なくええ習慣です。

5天体が同時に逆行するのは珍しいことですか

遅い天体は毎年数か月ずつ逆行するので、4〜5天体が重なること自体はそこまで例外的ではありません。2026年下半期で注目したいのは、珍しさより重なりが途切れない長さのほうです。約半年、常に2つ以上が見直しモードにあります。

自分の星座に関係あるかどうか、どう調べたらいいですか

この記事の「自分に関係する逆行を見つける3ステップ」の手順でできます。太陽星座を1として、逆行中の天体がいるサインまで数えるだけです。ホロスコープを作る必要はありません。星座ごとの流れをもっと詳しく知りたい場合は、シリーズの総論記事のほうが向いています。

逆行が終わったら、すぐ元に戻りますか

順行に戻った直後は、前の勢いが戻るまで少し時間がかかると言われます。11月14日に水星と金星、12月11日に土星、12月13日に海王星が順行へ。切り替わった日にいきなり全部動き出すというより、そこから2週間ほどかけてほどけていくイメージで見ておくと、期待とのズレが少ないと思います。

生まれたときに逆行していた天体がある人はどうなりますか

生まれたホロスコープに逆行天体がある人は「逆行生まれ」と呼ばれます。そのテーマを少し扱いにくく感じる人が多い一方、逆行期間の空気には慣れているとも言われます。悪いことやないので、心配せんでええです。

まとめ|逆行は、止まる理由ではなく確かめる理由

2026年下半期は、逆行している天体が2つを下回る日がありません。水星が2回、金星が1回、そこに土星・天王星・海王星・冥王星が長く重なり、12月13日からは木星も加わります。

  1. 6月30日から年末まで、常に2つ以上の天体が逆行しています。動きにくいと感じていたのは、あなたの段取りのせいだけではないかもしれません
  2. 10月3日〜16日と10月24日〜11月14日は5天体。決めるのをやめるのではなく、決める前にもう一往復だけ確認するのが向いています
  3. 太陽星座を1として、逆行中の天体のサインまで数えれば、自分のどこに追い風が来ているかが分かります

今日ひとつだけやるなら、保留にしたままの用事を紙に書き出してみることをおすすめします。3つ書けたら十分。そのうち一番軽いものから片づけてみてください。それがこの半年で、いちばん星に沿った一歩になると思います。

自分の星座で下半期の流れをまとめて知りたくなったら、シリーズの総論記事に、12星座それぞれの読み方と下半期の大きな流れをまとめています。何月に何が起きるかを日付順に追いたい場合は、月別の記事のほうが早いです。

2026年下半期の全体像を、総論の記事で確かめる

7月から12月まで、月ごとの動きを順番に見る